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アニメ「Another」批評

現在放送中のアニメ「Another」について批評したい。
僕は早速原作を購入、読了し、これとアニメとの対比を交えつつ評価したい。
従ってネタバレをするため、以下は原作既読もしくはネタバレOKの人だけ読むことを強く薦める。
途中まではこのまま記載するが、顕著なネタバレを含む事項に達し次第、続きは追記する。
(ただしアニメ3話までは見ておいて下さい)


まず現時点でアニメは3話なのだが、これは原作でいうと1/4ほどだ(文庫版上巻のおよそ半分)。
1クール(12か13話)であるとすれば、ペースとして原作に沿っている。
しかしながら、原作に忠実とは言えず、若干どうかと思う点がある。

今回の3話で、委員長の桜木であるとか、対策委員の赤沢が登場するシーンが嫌に多い。
次のシーンで原作とは大きく異なる。
・雨の日に桜木に誘われて一緒に帰ろうとするシーン(原作では風見と勅使河原、勅使河原はアニメでも居合わせたが)
・教室で進路のことについて赤沢が会話に混ざってくるシーン(原作では赤沢は登場しない)
これらは明らかに女の子がシーンの主軸に据えられている。
恐らく商業的立場から、女の子のキャラクターを立たせようとしているために他ならない。
原作では基本的に、ヒロインである鳴(以下メイ)以外の女の子についての描写は多くない。
まず桜木は早々に退場(死亡)するため、何度か絡みがあった。そして印象に残る死亡シーンに繋がるわけだ。
赤沢は原作では正直、ほとんど絡むことはない(後半では絡みが増えるが)。
実のところ、赤沢なんてあまり意味のないキャラクターだ。
主人公が入院している際の3組の見舞いにも来ていない。
どちらかといえば、勅使河原と風見のほうが重要なキャラクターであるし、主人公は彼らやメイとばかり会話していた(後にはこれに望月が加わる)。
だからして勅使河原から電話がかかってくるし、26年前以降の話について彼は来月になったら教えるというのだ。
しかしながら、ここまではまだ話の整合性が取れているし、問題も多くない。
遺憾に思うのは、原作と雰囲気を違える描画である。

※以下は重大なネタバレ。了承する人は[Read more]からどうぞ※


実際のところ、「メイが幽霊かもしれない」という主人公の疑いや、それに関する描画はそれほど多くない。
ぶっちゃけた話、原作では読者も「メイは幽霊じゃない」と感じる(はず)。
(「幽霊だという疑い」:「クラスメートの無視だという疑い」=2:8または1:9の割合だろう)
原作ではメイが幽霊でないことをまるで説明しているような、伏線としてはちょっとお粗末な表現がされている点もこれを後押ししている。
ところがアニメでは視聴者に対して明らかに、「メイは幽霊」ということを疑わせるような表現が誇張されている。
これは、原作者の表現が悪いのだ、という人もあるだろう。
恐らくそうではない。
原作者が意図している点は、メイが幽霊かどうかなどという些細なことではなく、やはりこの物語の主軸に係るものなのである。
だからこそ、幽霊か否かよりも、なぜ無視されているか、という方に読者が思考を逡巡させるよう狙っているのだ。

だがアニメの表現自体を単に悪いとはいえない。
原作のAnotherは、ホラー(超常現象)という理由で”絶対的な条件”を与えた上で、サスペンスをしているような作品だ。
従って全体としての纏まりが、若干ちぐはぐな印象を受けやすい。
「あくまでAnotherはホラー」とするのであれば、アニメのような誇張表現はとても良いのだろう。

最後に一言添えるとすれば、とりあえず3話まででいくつか言葉足らずなシーンが見受けられた。
女の子のキャラクターばかりを前面に押し出すあまり、大事な描写を怠らないよう努めていただきたい。
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